2019年01月24日更新

冬の乾燥肌とかゆみに悩む男性に|6つの原因別、乾燥対策とボディケア

今回は乾燥肌の原因6つとその対策方法を紹介。冬場の肌の乾燥は年齢を重ねるにつれて男性にとっても深刻な悩みになりがち。特に女性に比べて男性はスキンケア・ボディケアに疎く、乾燥対策も何をすれば良いかわからない人も多いのではないでしょうか。

乾燥肌を放置しておくと身体がかゆくなったり、かくことで白い粉が出たり血が滲んでしまったりというだけでなく、乾燥は老けた印象になるような肌トラブルも引き起こしてしまいます。

冬場の乾燥肌やかゆみに悩まされている男性は、ボディケア・スキンケアと併せて今回の対策を試してみてください。

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1. 乾燥肌になる仕組みとかゆみの原因を知ろう

乾燥肌ってどんな肌?

乾燥肌 は、以下のような肌のことをいいます。

こんな症状は乾燥肌

●皮膚がカサカサ・ガサガサしている

●服を脱ぐと白い粉がでる(ついている)

●かゆみがある

秋から冬にかけては空気が乾燥しているため、特に乾燥肌がひどくなりがち。また、年齢とともに肌の水分量も失われていくため、そういった時期には乾燥対策は欠かせません。

乾燥肌の症状を放置していると、症状は徐々に悪化していき、少しの外部刺激でかゆみが増してしまうようなことにも。

健康な肌と乾燥肌の違いとは

健康な肌と乾燥肌とでは、肌の状態に大きな違いがあります。それを左右しているのが「角質層」。角質層がどれだけの水分を抱え、どれだけの水分を蒸散しないようキープできるかで、肌の状態は変わってきます。

角質層は、皮膚の一番外側にあり「角質細胞」と「細胞間脂質」と「水分」で構成されています。角質層の厚みは0.02mmと非常に薄く、健康な肌は20~30%の水分を含んでいます。しかし、乾燥肌の角質層は、水分を保持できずに蒸散してしまい20%も水分がない状態になっています。


では、乾燥肌の角質層はどういった状態になっているのでしょうか。

まず、角質層の水分を守っているのが、角質細胞内の「NMF(天然保湿因子)」 と、角質細胞と角質細胞の間にある 「角質細胞間脂質」 。角質細胞内に存在している「NMF(天然保湿因子)」はスポンジのように水分を抱え込む働きをしています。一方、角質細胞間脂質は、油になじみやすい部分と水になじみやすい部分を持っている物質です。

この2つが隙間無く規則正しく並び水分を保持することで、バリア機能の役割を果たしています。

乾燥肌になると、その規則性が崩れ、隙間ができ水分を保持できない状態になってしまっています。水分が不足した角質層はバリア機能も低下してしまい、うるおいを守れずに余計に肌がカサカサな状態になってしまいます。

肌の構造

わたしたち人間の肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」から構成されています。この3つの中で一番上の部分が「表皮」で、表皮にはいくつもの層があり、一番外側(上側)に 「角質層」 という部分があります。

冬場に肌がかゆくなるのはなぜ?

冬場に肌がかゆくなる大きな原因の1つが肌の乾燥。

私たちの肌はバリア機能が外部刺激から守ってくれています。しかし、肌が乾燥することで、バリア機能が低下してしまい、その状態を放置してしまうとバリア機能は破綻してしまいます。破綻すると、神経線維が表皮にまで伸びてきて少しの外部刺激でも反応し、かゆみが出やすい肌になってしまいます。

冬場、入浴後に身体がかゆくなったりすることはありませんか?入浴後は、じつは入浴前以上に肌の水分が失われがち。30代を過ぎると入浴後の乾燥によるかゆみに悩まされる男性も少なくありません。

どうして良いか分からず何もしていない男性も多いようですが、乾燥によるかゆみは入浴後に保湿をすぐにすることで抑えられます。

男性は乾燥肌になりやすいって本当?

男性は女性に比べると皮脂の分泌量は3倍近くあり「脂っぽい」っというイメージがあり、乾燥もどちらかというと女性が多いというイメージがあります。

しかし、肌の水分量は男性のほうが少なく、男性肌の水分量は女性の50%ほどしかありません。さらに、水分の蒸散量も男性のほうが女性よりも多いため、じつは男性のほうが乾燥しやすいんです。

男性肌のほうが水分量が少ないにも関わらず、男性は女性に比べてスキンケア・ボディケアをしていません。そのため、乾燥肌や乾燥が原因の肌トラブルに悩まされているような男性は多くいます。

2. かゆい乾燥肌を引き起こす原因6つとその対策

乾燥肌とひとくくりで言っても、乾燥肌になる原因は様々。乾燥肌を引き起こす原因を6つ紹介します。思い当たることがある場合にはそれぞれの対策方法を試してみてください。

乾燥する季節は、化粧水やボディクリームでの保湿ケアも大切。今回紹介する対策と一緒に基本的な保湿ケアも行いましょう。

空気の乾燥とその対策

空気が乾燥している環境では水分は蒸発しやすいですが、それは体も同じこと。肌からも水分がどんどん蒸発してしまい乾燥肌へと近付いてしまいます。

職場などでは、冬場は暖房、夏場はクーラーを使用するのが一般的になっていて過ごしやすくはなっていますが、その分乾燥しやすい環境だといえます。

空気の乾燥対策

家庭での暖房器具による乾燥対策としては、加湿器などを使い湿度を調整しましょう。

職場では自分の家のように湿度設定ができないので、ボディークリームなどをつかうなどして乾燥対策を心がけましょう。

加齢による乾燥とその対策

若い頃は乾燥肌ではなかったのに、年齢を増すにしたがって「自分は乾燥肌では」と感じたり、乾燥で肌がかゆくなるようになったと感じる男性は、加齢が原因の可能性があります。

若い時には充分あった保湿成分や皮脂分泌も、40代前後になると減少してしまいます。減少することで、水分を保持できなくなりバリア機能が崩れ、肌は乾燥しがちになります。

そして大人男性にとっての乾燥は、シワやシミの原因などにもなってしまい見た目の老いにもつながるので気をつけたいところ。

加齢による乾燥ケア方法

年齢による皮脂や保湿成分の減少は食い止めることができませんが、補うことはできます。保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸などが配合されているボディークリームを塗り保湿効果をアップすることで、乾燥肌の改善はできます。



入浴での乾燥とその対策

冬場になると温度の高いお湯に設定して、長時間お風呂に浸かる人も多くなります。しかし、熱いお湯での長時間の入浴は、肌の保湿成分を流してしまいます。

正しい入浴方法と乾燥対策

●熱いお湯に浸かるほど保湿成分は流れやすくなっています。できるだけ温度を37度~39度に設定して、ゆっくり入浴するようにしましょう。

●しっとり効果のある保湿成分入りの入浴剤を使うと乾燥肌を防げます。

●入浴後は、保湿クリームで保湿ケアしてあげましょう。

●すでに乾燥肌で肌が荒れてしまっていると感じる人は、お風呂に塩素を除去する効果のあるレモン汁やビタミンCを入れたり、アスコルビン酸が入った入浴剤を使うのもオススメです。

入浴時の身体の洗いかたによる乾燥とその対策

体を洗う時にナイロン製のタオルでゴシゴシ洗ったりしていませんか?冬場に入るお湯はどうしても熱いので、上記でも触れたように、保湿成分が流れやすくバリア機能も低下しています。その状態の肌でさらにゴシゴシ洗ってしまうと、角質がボロボロになり剥がれ落ちてしまい、かゆみや痛みを発症しやすくなってしまいます。

乾燥がひどい時のからだの洗いかた

乾燥がひどい場合は、無理して毎日石けんで体を洗う必要はありません。ぬるま湯に浸かって体をお湯で流すだけでも汚れは落ちているので、冬場は石けんの使用を1日おきにするだけでも、乾燥はかなり防げるようになります。

石けんを使わない洗浄方法は乾燥がひどい時やあまり汗をかかなかった時だけにしておきましょう。乾燥による肌荒れはもちろんケアしたいところですが、大人男性は臭いケアも大切です。

どちらも身だしなみや印象に大きく影響する部分なのでバランスよくケアをおこなうようにしましょう。

食事による乾燥とその対策

辛い食べ物・アルコールは、血管を拡張してしまうので、乾燥によるかゆみを促進してしまいます。他にも、冷たい食べ物や飲み物も大量に摂取すると、血行が悪くなり代謝も悪くなってしまい乾燥肌を促進させてしまいます。

食事でできる乾燥対策

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどのビタミンが含まれている野菜や肉や魚・大豆などに含まれているタンパク質をバランスよく食事に摂り入れるように心がけましょう。

生活習慣の乱れによる乾燥とその対策

食生活以外にも、睡眠不足やストレスからの生活習慣の乱れは、乾燥肌に拍車をかけてしまいます。

睡眠をとって乾燥対策

睡眠は肌を修復し、良い状態へと導いてくれます。特に午後10時~午前2時のゴールデンタイムはより効果が実感できるので、この時間帯をふくめ最低でも6時間の睡眠時間をとるようにしましょう。

午後10時に就寝というのは忙しく働く男性にとってほぼ不可能かもしれませんが、夜更かしよりは早起きの習慣をつけるのもおすすめです。

おわりに

冬場だけ肌の乾燥やかゆみが出るといった男性は多いですが、普段から乾燥肌の人の場合は放置しているとさらに肌の悩みが悪化することがあるので早めの乾燥対策が大切です。

「肌が乾燥してる!?」と少しでも感じた時には、今回紹介した乾燥対策と併せて保湿クリームや化粧水などで保湿ケアもおこなうと、かゆみや乾燥を軽減することができます。

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