2019年06月19日更新

30代からのおじさん臭、ミドル脂臭対策のための5つのポイント

電車やエレベーターなどで、おじさん臭さ に不快な思いをしたことはありませんか。そのニオイ、じつは自分と同じ比較的若い世代の男性が発するニオイかもしれません。30代40代の男性は、汗臭・ミドル脂臭・加齢臭という3種類の臭い体臭を抱えはじめる時期。ニオイケアを怠るとそれらのニオイが重なってビジネスシーンでもプライベートでも周囲に良くない印象を与えてしまいます。

今回は清潔感のある大人男性でいるためのミドル脂臭対策を紹介します。

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1. 大人男性の不快な体臭は3種類から

大人男性の気になるニオイは、主に3種類に分けられます。

「汗臭」
幅広い世代の男性の悩みで、汗をかいた時や夏場にワキ周辺から発せられるニオイです。

「加齢臭」
よく耳にする言葉かつ一番気になる体臭と言われているのが「加齢臭」で、体幹部や背中からにおいます。

「ミドル脂臭」
後頭部や首周辺からにおうニオイで、加齢臭より厄介だといわれているニオイが「ミドル脂臭」です。

2. ミドル脂臭とは

ミドル脂臭とは、30~40歳代の働き盛りのミドル男性 に多く見られる不快な体臭です。

主に臭いが発生する箇所は「後頭部や頭頂部、首周辺」で、古い油のような・古いろうそくのようなニオイがします。

3. ミドル脂臭と加齢臭の違い

最近では ミドル脂臭 という言葉自体は耳にするようになりましたが、まだ男性の中には、ミドル脂臭と加齢臭の判断がつかない人も多いようです。

「まだ30代なのに少しにおう」「家族から臭いと言われる」など自分のニオイが変わったと感じている男性は多いはず。しかし、「まだ若いのに加齢臭?」と疑問に思い、認めたくない男性も少なくありません。

そんな背景もあって、ミドル脂臭は発見されました。

加齢臭が発生する年代は40代とされている中で、20代後半や30代の男性からもニオイの悩みが多く見られたため、その疑問を解決するために、化粧品会社が調査や研究を重ねた結果、加齢臭ではなく「ミドル脂臭」という新しいニオイがあると判明しました。

ここでは、ミドル脂臭と加齢臭の違い をみていきたいと思います。

ミドル脂臭の特徴

●ミドル脂臭が発生する年代は?
30歳前後~40代

●どんな臭い?
つかい古した油の臭い、ろうそくの臭い、アブラ臭い

●どこから発生するの?
主に後頭部や首周辺

●原因成分は?
ジアセチン

使い古した油やろうそくのニオイが後頭部から発生していたら、もしくはまだ30代なのにあぶら臭さを彼女や娘に指摘されたら、 ミドル脂臭 の可能性が考えられます。

ミドル脂臭についての対策は次の章で紹介していきます。若いのにニオイが気になる人、旦那や彼氏の不快なニオイをどうにかしたい人は参考にしてください。

加齢臭の特徴

●臭いが発生する年代は?
40代くらいから

●どんな臭い?
古いタンスや雑誌の臭い、ブルーチーズ、押入れの臭い

●どこから発生するの?
耳の後ろ、襟足、背中など

●原因成分は?
パルミトオレイン酸(脂肪酸)の酸化

加齢臭の主な原因は、皮脂腺から分泌される皮脂が酸化したものです。若い頃には皮脂の酸化を防ぐことができますが、加齢により抵抗力が落ちると皮脂の酸化を防げなくなり 「パルミトオレイン酸」 が活性化し、それが 「ノネナール」 という物質と結合することで加齢臭が発生してしまいます。 加齢臭は、年齢が増すにしたがって、自然と発生してしまうニオイなんです。

4. ミドル脂臭は加齢臭より厄介

ミドル脂臭は、汗の中の疲労物質 「乳酸」 が皮膚上にいるブドウ球菌を取り込み分解することで発生する 「ジアセチル」 という成分が原因。
そのジアセチルの臭いが古い油のような悪臭を生み出します。

そして、ミドル脂臭は加齢臭より厄介なニオイと言われています。

ミドル脂臭は加齢臭よりニオイが広がりやすい

ミドル脂臭の原因のジアセチルはニオイが強く、少しのニオイでも空気中に広がってしまいます。ニオイの広がりやすさは 加齢臭の100倍 といわれており、ニオイの強さは、口臭の1.4倍・足のニオイの1.5倍 に匹敵します。

ミドル脂臭は自分では気づきにくい

ミドル脂臭は主に後頭部から発生するため、自分ではニオイに気づきにくいことが多いです。しかし、上にあるようにニオイが強いため周りの人にはニオイが伝わってしまい、知らない間に周囲を不快な気持ちにさせている可能性もあります。

自分のニオイにはなかなか気づけないもの。「何かにおうかな」と思ってもそれが不快なものかどうかが分からないことも。

そんな時は、彼女や家族、友人などの身近な人にチェックしてもらうのも良いかもしれません。

気づかずに不快な臭いを撒き散らしていると、影で噂されたり、気づかないうちに変なあだ名がつけられているといった悲しいことにもなりかねません。

5. ミドル脂臭対策は5つのポイントに気をつけよう

ミドル脂臭を発生させないようにするには、疲労物質「乳酸」を抑えるのと、発生している後頭部を清潔にすることが大切です。

乳酸は、油っこい食事やストレス、運動不足や血行不良から大量に発生するため、ミドル脂臭対策は生活習慣改善が一番ともいえます。

Point 1. 食事を見直す

糖質の高い食事・脂っぽい食事が中心になり野菜が不足していくと、代謝が悪くなり皮脂の分泌が多くなってしまいます。皮脂が多くなる事で、余計に乳酸が溜まりやすくなります。

対策としては、野菜中心のメニューに変え、特にビタミンB群(豚肉・鶏肉・大豆類)を摂りいれましょう。ビタミンB群は、疲労回復や代謝の促進してくれる作用があるので、ビタミンB群と野菜を上手に組み合わせて改善していきましょう。

Point 2. ストレスを溜めないようにする

これは忙しいビジネスマンにとってはかなり難易度が高いことですが、ストレスが溜まると体調が悪くなり汗や皮脂が大量に排出されてしまいます。

できるだけストレスを溜めないように、自分なりの解消法などを考えてみると良いでしょう。

Point 3. 適度な運動をする

適度な運動で汗をかきましょう。

汗をかくと「余計ににおうのでは!?」と思った人もいるかもしれませんが、じつは常に運動で汗を流している人は、血行も良いため乳酸があまり分泌しません。ジョギングなどをし始めると体臭が緩和されたと感じることがあるのはこういった理由にあります。

体内にニオイを溜めないように適度な運動を取り入れて、改善していきましょう。

Point 4. 血行不良を改善

血行不良もミドル脂臭の原因。血流の流れが悪くなると血中の酸素濃度が下がり、ミドル脂臭の原因である乳酸の分泌量は多くなります。

血行不良は上の Point1~3 を見直すことでも改善されますが、それに加えストレッチをしたり、身体を冷やさないように心がけると、より改善されやすくなります。


Point 5. 頭皮を清潔にする

ミドル脂臭の発生場所の頭皮(後頭部)は清潔にしておくことが大切。ここでは簡単にシャンプーの正しいしかたを紹介しておきます。

頭皮を清潔に保つ正しいシャンプーのしかた

●お湯の温度は38度くらいがベスト

●シャンプー剤を使う前に、しっかり素洗い(お湯)をして、髪の毛についた汚れを落とします。

●シャンプーを直接髪の毛につけるのではなく、手に出し泡立ててから使います。

●汚れは素洗いでほとんど落ちているので、髪の毛を洗うのではなく、頭皮をマッサージする感じで洗います。(爪は絶対にたてない)

●3分~5分シッカリすすぎます。

●髪の毛をすぐに乾かさずに放置すると雑菌が増えるので、シッカリ乾かしましょう。

一人暮らしなどで栄養が偏りがちだったり毎日仕事で忙しい日々をおくっているような、「仕事が一番で、食事も運動も二の次だ!」という男性は頭皮を清潔に保つのが一番簡単なニオイ対策です。

+α ミドル脂臭対策に効く成分

ミドル脂臭・加齢臭・汗臭などそれぞれのニオイの悩みにアプローチできるメンズコスメは多く発売されています。

ミドル脂臭の原因物質「ジアセチル」に効く成分は、「カンゾウ」「ケイヒ」「フラボノイド」 などがあります。こういった植物エキスが配合しているシャンプーやボディソープを使うと、ジアセチルを抑制する働きがあるので、メンズコスメを選ぶ時は参考にしてください。

6. 臭い三重苦の30代40代は適切なニオイケアを

30代~40代の男性は、ミドル脂臭・加齢臭・汗臭の3つが重なる時期ともいえるので、他の年代よりもニオイケアに力を入れたいところ。

そして、一番働き盛りでもあるこの世代は、部下や上司、取り引き先など、人との関わりとても大切な時期でもあります。そんな時に不快なニオイで損をしたくありませんよね。

今回紹介した対策を参考に、不快なおじさん臭を漂わせないように気をつけて清潔感のある魅力的な大人男性を目指しましょう。

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