2019年01月24日更新

男の乾燥肌やテカりを防いでくれる、正しい保湿コスメの選びかた

テカりや肌のべたつきに悩んでいる男性に知ってもらいたいのが「保湿」です。

保湿と聞くとべたつきそうですが、テカりの原因は乾燥なんです!

べたつきを抑えようとゴシゴシ洗顔をしたり、シートで拭き取ると必要な油分も取れてしまい乾燥から肌を守るためにさらに皮脂が分泌されてしまいます。

テカりやべたつきが気になっている人にはもちろん、乾燥肌で悩んでいる男性にも有効な保湿成分の種類や効果を詳しく紹介します。

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1. 「保湿」をするとどんな良い効果があるの?

赤ちゃんの時は水分たっぷりで潤っている肌ですが、肌は年齢とともに潤いが失われていきます。そして肌の乾燥が進むと肌荒れやテカり・ニキビなどの肌トラブルにも。

肌トラブルを改善するために必要なのは、不足している水分を補給し潤いを閉じ込めること。つまり「保湿」が大切になってきます。しかし、ただ水分を肌に与えるだけでは蒸発してしまうので、スキンケアでは水分をしっかりと抱え込む保湿成分が重要になってきます。

保湿をしっかりおこなうことで、肌のバリア機能を高めてキメの細かい健康的な肌にすることができます。

2. 代表的な保湿成分はどんなものがあるの?

保湿成分は大きく分けると3タイプあります。

1. 水分を挟み込んでキープするタイプ

セラミド、スフィンゴ脂質、水素添加大豆レシチン、ステアリン酸コレステロール 

水分を挟み込んでキープするタイプは、水分をサンドイッチ状に挟み込むので保水力が高いのが特長。

2. 水分を抱え込むタイプ

ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ヘパリン類似物質

水分を抱え込むようなタイプのものは、湿度が下がっても影響されにくく肌の水分をしっかりキープしてくれます。

3. 水分を掴むタイプ

天然保湿因子(NFM)、PG(プロピレングリコール)、グリセリン、BG(1,3-ブチレングリコール)

こちらは、水分とくっついて保湿をするような成分なので、湿度が下がると保水力も下がります。

次はスキンケアアイテムを選ぶ際にも参考にしてほしい、おすすめの保湿成分を紹介。

3. おすすめしたい保湿成分はコレ!

セラミド

保湿成分の中でも特に有名なのが セラミド

厳密には保湿を促すバリア機能を高めてくれる成分ですが、セラミドは角質層(肌の一番外側にある層)に働きかけて水分をしっかり挟みこみ潤いをキープする働きを助けてくれます。

セラミドは元々、人の体にある成分ですが年齢とともに減っていってしまうので補給してあげる必要があります。セラミドが不足すると乾燥肌の原因になったり、最新の研究ではアトピー性皮膚炎によるかさつきや肌荒れは、セラミド不足によって肌のバリア機能が低下して起こることもわかっています。他には、メラニンの生成を抑えたり、シワを防ぐなどの嬉しい効果も。

そして、ひとくくりにセラミドといってもセラミドには動物由来や植物由来など種類があります。その中で 「ヒト型セラミド」 は人間の肌にあるセラミドと同じ形をしており肌に吸収されやすいのが特徴です。

どの成分を選んだらよいかわからない時にはヒト型セラミドが配合されている商品を選んでおけば間違いなし。セラミド1・2・3など、数字やアルファベットが後ろについて表示されているセラミドがヒト型セラミドなので成分を確認する時に覚えておくと良いかもしれません。

セラミドの話は、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。

ヒアルロン酸

肌の真皮(表皮の更に奥)で水分を保持しているゼリー状の成分。

ヒアルロン酸は肌以外にも、目や関節など体の様々な場所に存在します。1グラムで6リットルの水分を蓄えられるほど高い保水力が特徴で、肌に弾力を与えます。

もともと肌にある成分なので敏感肌の人でも刺激にならず安心して使うことができます。

コラーゲン

真皮の70%はコラーゲンでできているほど肌に欠かせない成分。

網目状に張り巡らされて肌の弾力を保つ役割をしていますが、化粧品で肌の外から補おうとしても分子が大きく奥まで届かないので、スキンケアでは角質層で水分をキープする役割をしています。

より浸透するように改良されたナノ化・低分子化されたコラーゲンを含む化粧品やドリンクは、保湿以外にハリを求める人にもおすすめです。

天然保湿因子(NMF)

アミノ酸やミネラル、乳酸・尿素など20種類ほどの成分で構成された水溶性の成分。

もともと肌の中に存在する保湿成分で、ターンオーバーが起こることで作られますが、ターンオーバーがうまくいかなくなると天然保湿因子(NMF)も減少し、その結果乾燥を引き起こすことも。

水溶性で使用感が良いので、化粧水などに多く配合されています。

ターンオーバーって何?

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝のことを言います。

皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」でつくられており、健康な肌の場合は、だいたい28日周期で表皮が新陳代謝により綺麗な肌に生まれ変わっています。

一般的には、年齢とともにターンオーバーの周期が、35日、40日といったように徐々に遅くなっていくといわれるため、年齢を重ねるとともに、シミやニキビの跡などが残りやすくなってしまいます。

年齢の他、季節などでも乱れる事があるので、健康な肌を保つためには、ターンオーバーを正常に保てるようなスキンケアが重要になってきます。

4. 保湿効果の期待できるコスメって何を使えば良いの?

化粧水

化粧水は洗顔などで失われた水分を補給し肌を整えるため必要です。
肌が潤うことで他の成分を十分に肌へ行きわたらせる役割も持っています。

乾燥が気になるとつい多く付けすぎますが、化粧水は適量を守ることが大切。肌は余分な水分は吸収しないようにできているので、一度に沢山の化粧水をつけても肌は潤いません。
数回に分けて少しずつ肌へ補給していくのが効果的です。十分に潤った肌は手に吸い付くようにしっとりします。

水分は補給しても蒸発してしまっては意味がなく、それどころか蒸発する時に必要な水分も奪い余計に乾燥してしまうので気を付けましょう。

乳液

乳液には油分が含まれているので肌に膜を作ることで水分の蒸発を防ぎます。
しかし、十分に膜が作られないと水分が逃げてしまい乾燥の原因になることも。乳液を付けたからと安心せずに、本当に肌の潤いを閉じ込めておける成分が配合されているのか確認して使いましょう。

セラミドは水に溶けにくいので、化粧水より乳液やクリームなどに配合されています。
保水力の高いセラミドが配合されていると効果的です。

クリーム・オイル

化粧水や美容液に油分が入っていない、少ない場合にはクリームやオイルで保湿成分を補いましょう。
クリームやオイルには水分がほとんど含まれていないので、スキンケアの仕上げに使うのが有効です。

商品によっては使用感がべたつくものもあるので、自分が使いやすいものを探すのがベスト。


美容液

美容液は、目的によって水のようにさらっとしていたりジェル・クリーム状だったりと様々。
保湿を目的とする場合はクリームやジェルなどトロッとした美容液がおすすめです。商品によっては化粧水の前や後など付ける順番が違うこともあるので、効果的に使うためにも使い方を確認しくださいね。

効果が高く人気があるのはセラミド配合の美容液ですが、セラミドは配合量により価格も変わります。
価格があまりにも安いものは配合量が少なかったり、類似品の可能性もあるので気を付けて選びましょう。

洗顔で保湿は効果が期待できない!?

洗顔料にもヒアルロン酸・コラーゲン配合と表示されているものがありますが、洗い流してしまうので保湿効果は期待できません。

また、しっとりタイプと表示されているものには油分が含まれており、毛穴が詰まる原因になったり、化粧水の浸透を妨げるなどデメリットも。

洗顔では汚れを落とし、化粧水や乳液でしっかり保湿するのが効果的です。



5. 保湿成分を味方につけて、健康な肌に

保湿成分の効果や代表的な種類について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

男性化粧品には皮脂のコントロールをする成分が多く含まれています。皮脂を抑えすぎても乾燥の原因になるので、保湿成分が配合されているものを選ぶことが基本。
テカりや乾燥肌で悩む男性は保湿成分を味方に付けましょう。

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